分骨納骨のすすめ

大谷本廟納骨のご紹介

葬儀の際、骨甕に納めるお骨を「総骨」、小容器に分けるお骨を「分骨」と言います。総骨は満中陰法要(49忌)後に墓所へ納め、分骨はしばらくの間ご自宅のお仏壇等にて保管されます。 通常、分骨は京都東山五条にある「大谷本廟」へ納めますが、祖壇納骨と無量寿堂納骨の2種類ございます。

* 祖壇納骨
大谷本廟内・祖壇納骨所定の場所へ納骨します。全国各地からお越しになった分骨を1ヶ所へまとめて納めます。後々納めた分骨そのものの確認ができなくなりますのでご注意ください。申込書類は西本願寺HPから印刷できます。

* 無量寿堂納骨
大谷本廟無量寿堂内・当山の納骨所へ納めます。当山の納骨所は、後々でも納めた分骨が確認できます。納骨所をお控えになるか、カードが発行されますので、次回速やかな確認が可能です。

【大谷本廟無量寿堂納骨に必要なもの】
無量寿堂納骨の際は、下記の物が必要です。お手数ですが、事前に納骨の旨をお伝えいただき、日時決定後に当山へ分骨と納骨料をお持ちください。手続きとご案内をします。
* 納骨証明書
当山所定の納骨所へ納めるための書類を発行します。大切な書類ですので、紛失や忘れ物等にはくれぐれもご注意ください。
* 納骨専用容器
お持ち頂いた分骨は、所定容器へ移し替えて勤行後にお返しします。
* 納骨冥加金
納骨の旨をお伝え時に、お問い合わせください。

専長寺分骨納骨堂のご紹介

近年、本堂後堂に「分骨納骨堂」を増設し、大谷本廟と専長寺の双方へ納骨が可能となりました。「事情によりなかなか京都まで行けない」という方もお納めいただけます。
富山県は古くから所属寺院へ分骨納骨する習慣が希薄でしたが、これからはお寺へも分骨納骨が可能になるとともに、それを新たな機縁として皆さまにお寺へ足をお運びいただけるよう願っております。
納骨堂内部は、床材に紫檀、壁・天井に花梨という高級木材がふんだんに使用されており、その厳かな空間は、なかなか他所にはありません。既に納骨された方々より好評を頂いております。ぜひ一度ご覧ください。

【分骨納骨法要について】
毎年9月秋季彼岸頃、当山へ1年間に分骨をお預けになった門徒衆をお招きし、「納骨法要」をお勤めします。お預かりした分骨を分骨納骨堂へ納めます。該当する方へ、事前にご案内します。ぜひお参りください。

【分骨納骨に関する皆様からの問い合わせ】
Q : 分骨はいつごろまでに納めれば良いでしょうか?
A : とくに決まりはありません。皆さまの判断にお任せしています。

Q : 納骨して数年後に再びお参りに行くと、納めたはずの分骨が無くなっていました
A : 各寺院により、納骨所の運用方法が異なります。当山の納骨所運用方法は、分骨が一杯になり次第施錠して永代保管するため、その様な事例は起こりません。ご安心ください。

Q : 先に納めた家族の分骨と隣り合わせて納めてもよいでしょうか?
A : 申し訳ありませんが、順番に納めていただきますようお願いいたします。

総骨無量寿墓のご案内

時代の変化が著しい今日、将来的なお墓の維持にお困りの方へ、当山では「無量寿墓」を設置しております。こちらへ納骨なさることにより、お墓の用意や維持に関わる心配が不要となります。ご希望の方は当山までお問い合わせください。